ヴィーニョ・ヴェルデ生み出す「ミーニョ(Minho)ってどこ?

ポルトガルを代表するワイン産地のひとつ、「ミーニョ(Minho)」。

緑のワインを意味する「ヴィーニョ・ヴェルデ」を生み出す、日本でも人気の産地です。

ここでは、意外に知られていないミーニョについてお伝えしていきます。

ぜひ、ヴィーニョ・ヴェルデに興味を持たれた方はチェックしてみてください。

ミーニョとは?

ミーニョは、ポルトガルの北西部に位置するミーニョ川一帯に広がる栽培地。

ポルトガル全体の栽培面積のおよそ15%を占める、ワインの一大産地として知られています。

とても自然が美しい場所としても知られており、避暑地として別荘を構える方も多いそう。

とくにミーニョ地方で生産されているDOCワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」は人気が高く、約45%以上を100カ国以上に輸出しているヒットワインとなっています。

ミーニョのワイン造りにおける歴史は古く、2200年に及ぶともいわれているほど。

1908年に産地として認められて以降、ポルトガルを代表するワイン産地に成長を遂げています。

ミーニョのテロワール

ミーニョは、大西洋の影響もあり海洋性の気候であるものの、場所によって1,000m級の山脈に囲まれている場所もあるため大陸的な気候であるといわれています。

夏は涼しく冬場が温暖であり、降雨量が多く年間1,600mmに達する場所もあるほどです。

しかし、ミーニョはサブリージョンが9つが存在しており、それぞれ気候風土に違いがあることから多種多様なタイプのワインが生み出されています。

ちなみに9つのサブリージョンはこちら。

  • モンサォン・イ・メルガッソ
  • リマ
  • カヴァド
  • アーヴ
  • バスト
  • ソウザ
  • アマランテ
  • バイアォン
  • パイヴァ

とくにモンサォン・イ・メルガッソは比較的大陸的な気候条件となることからアルバリーニョ種の栽培に適しており、長期熟成が目指せる高品質なワインが生み出されています。

ほか、リマやカヴァド、アーヴなどではロウレイロ種が適していることからアロマが豊かな白ワイン。

アマランテやバイアォンからはフレッシュな白ワイン、パイヴァでは赤ワインやロゼワインなどの評価が高いことで知られています。

ミーニョの主要品種

ポルトガルでは海外品種だけでなく固有品種が多く栽培されていますが、ミーニョでも数多くの固有品種が活躍しています。

白ワインであれば、アルバリーニョやアヴェッソ、アリント、アザル、ロウレイロ、トラジャドゥーラ。

黒ブドウは、アマラル、アルヴァレリャオン、ボラサル、ヴィニャンなどが原料として使用されています。

ちなみにヴィーニョ・ヴェルデは、ミーニョの主要DOCワインであり、使用できる品種として47品種が認可されているそう。

白ワインはもちょろん、スパークリングワインからロゼ、赤ワインなど多種多様なスタイルのヴィーニョ・ヴェルデがあります。

和食とのペアリングも魅力

ミーニョでは、タコをオリーブオイルで煮た料理や魚介料理、干し鱈料理などが多く食べられています。

さらに天ぷら風に揚げ物や鴨の炊き込みご飯など、日本人が親しみを持ちやすい郷土料理が多く存在しているようです。

ミーニョ産、とくにヴィーニョ・ヴェルデは微発泡やアルコール度数が低く、やや甘味のあるアロマティックな特徴を持っていることから、魚介などにも合わせやすく和食との相性も良いといわれています。

和食には日本ワインといわれていますが、カジュアルな価格と微発泡性、海外産ワインらしい美味しさといった観点から見ると、日常にヴィーニョ・ヴェルデを取り入れるのも悪くないのではないでしょうか。

ヴィーニョ・ヴェルデも産地で選ぶ時代に!

ヴィーニョ・ヴェルデは、ワインに詳しいの人たちの中で話題になっているワインですが、これからどんどん日本でも人気が広まっていく可能性を持つカテゴリといえます。

しかしここでお伝えした通り、9つのサブリージョンがあったり使用品種もそれぞれ違うことから、“多様性のあるワイン”ともいえるのではないでしょうか。

ヴィーニョ・ヴェルデも、産地で選ぶ時代。

そんな時代も、もうすぐやってくるのではないでしょうか。

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